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なかなかの難産いや難問』 の投票結果

 投票ご協力ありがとうございました。結果は以下のようになりました。

二人とも男である確率は1/2である。10票43.5%
二人とも男である確率は1/3である。  8票34.8%
どちらとも言えない。 3票13.0%
わからない。 2票 8.7%

 ものの見方は、男女差、職業、地位、年齢、人生経験、社会環境、およびそのときにおかれている自分の状況によって異なり、それが個性というものでおもしろいのですが、残念ながらこのような(数学的、物理的)問題の答の真偽の判定は多数決で決めるわけにいかず、論理か、実験事実によってなされなければなりません。したがって、定義の明確な問題であるなら、答えは明確にひとつに定まるはずです。
 さて、この問題についてですが、これは定義の明確な問題とはいいがたい。したがって、「どちらとも言えない」 あるいは 「わからない」 というのが厳密な意味での正解とすべきではないでしょうか。(一般に男と女の生まれる割合は、男の方がわずかに大きいというデータがあるらしい。)
 という意地悪な設定では許さない、とそう硬いことはいわず、これはあくまでお遊びですから。
 まあ、数学の問題としてなら、男女の生まれる割合はそれぞれ 1/2 として考える、というただし書きがつくのでしょうが。その場合には
 「二人とも男である確率は1/2である」 が正しい。

 以下のように、(ちょっと鈍くさいやり方ですが)考えてみます。

  第1子が
    弘(男)である確率=1/2、 薫(男)である確率=1/4、 薫(女)である確率=1/4

  第1子が弘(男)の場合、第2子が
    薫(男)である確率=1/2、 薫(女)である確率=1/2
  第1子が薫(男)の場合、第2子が
    弘(男)である確率=1
  第1子が薫(女)の場合、第2子が
    弘(男)である確率=1

 したがって、生まれてくる順番に
  弘(男)+薫(男)である確率=1/2・1/2=1/4
  弘(男)+薫(女)である確率=1/2・1/2=1/4
  薫(男)+弘(男)である確率=1/4・1=1/4
  薫(女)+弘(男)である確率=1/4・1=1/4

 ゆえに、「二人とも男である確率は1/2である」 。

 ちなみに、
 最初に生まれる子が男の子である確率は3/4、女の子である確率は1/4。
 最初に男の子が生まれたとして、次に生まれる子が男の子である確率は2/3、女の子である確率は1/3。
 最初に女の子が生まれたとして、次に生まれる子が男の子である確率は1、女の子である確率は0。

 となります。
   (なんだか、ややこしいですね。考え違いをしていたら、教えてください。)

 [練習問題] 友人の家におじゃましました。友人には2人の子供がいて、1人は男の子だそうです。友人と話している席に、男の子が挨拶をしに入ってきました。続いてもう一人の子が入ってこようとしています。その子が女の子である確率を言いなさい。 (2002.10. 6)
 【この答は、びいたまさんの 『男の子か女の子か まとめ』 でも議論していただいています。参照してください。(追:2003. 3.16)】
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