> 『数学的思考(?)エッセイ』 の試み

66. 蟹の縦ばい(電子書籍)
 レコード盤の上に蟹を置き、くるくると二、三十回転もさせた後、その蟹を歩かせると、目を回した蟹は縦に歩くという。蟹の横ばいならぬ、縦ばいである。(川崎洋著「嘘ばっかし」いそっぷ社、という本に書かれていたけど、ほんとうかな?)
 私などは理系畑であるから、日本語でも、読むもの書くものほとんど横書きである。パソコンでものを書くようになってからは、作文でも手紙でもなんでも横書きにして平気である。なんら違和感も不都合も感じないのは、単に慣れてしまったせいなのだろうか。
 だが、自然科学系でないものは縦書きで読みたい気がする。小説や詩、俳句、短歌などは縦書きに限る。

 というわけで、縦書きシステムの電子書籍を作った。入力は今までのように横書きであるが、出来上がりはこのように縦書きで示される。(表紙、まはた下のボタンをクリックするとページがめくられます。)
(2004. 6.29)

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