これがネコだよ、あれもネコだよ、といくつかのネコを見せて教えておけば、他のネコを見てもネコだとわかるのは、ネコにはネコという普遍なものがあり、人間にはその普遍性をつかむ能力があるということだ。と言い切ってしまったが、これは立証もなにもない素人の私の考えでしかない。だから、ネコの普遍性とは何だ、人間はそれをどのようにして理解するのだと突っ込まれたら、何も答えられない。ただただ、ネコはネコだからネコだ、これをネコじゃあないという奴がいたら見てみたい、などと落語の世界に持ち込むしかない。(物理の世界では、例えば、質量同士には引き合う力があるが、その引力はなぜ働くのかは分からない。だが、実験事実であるからそれを法則(万有引力の法則)として認める。実験事実がなによりの根拠である。ニュートン力学では、運動の3つの法則と、この万有引力の法則を基盤にしている。それにならって、なぜだか分からないが人間はネコをネコだと認識できるのだから、この事実を根拠にして、第一法則「モノにはそのモノであるという普遍性がある」、第二法則「人間にはモノをそのモノだと認識できる能力がある」としてもいいように思うのだが...。)
学問上の難しい理屈は何も知らないが、私のような何の能力もない人間でも、ネコはネコだと分かる。それぞれの物や事には、それがそれであるための普遍性があるからこそ、それらの物や事がそれらの物や事であり得るのであり、人間にはその普遍性をつかむことができる能力があるからこそ人間であり、それらを識別し名称を付け言葉によって表現できる、のだと考える。このような人間の能力は、頭脳の性能のよしあしを決めるもののひとつであると思う。だから昔から、馬と鹿を見分ける能力も持たない人を、馬鹿と言って馬鹿にしてきたのだろう。 物や事にはそれがそれであるための普遍性があり、人間にはそれをつかむ能力があると言った。それはそうだと思うのであるが、ことはそう簡単ではない。 例えば、私の学生時代に手垢に汚れた物理学の本があった。手垢に汚れたのは、猛勉強したためだと言いたいが、内容がさっぱり理解できずなんべんも行きつ戻りつしたためである。学問の世界では、ひとつひとつの用語に曖昧さは許されていない。したがって、その普遍性がつかめないのは、ただただ自分の能力のせいでしかなく、それをカバーするために行きつ戻りつせざるをえなかったのである。それはいいとして、よれよれになったその本は、いつか表紙が擦り切れ、とじ糸が切れ一頁一頁はずれてしまい、気が付いたらとても本といえるものではなくなっていた。これは確かに本であったのだが、いつから本でなくなったのだろう。 日常使っている言葉には、このような曖昧さがつきまとう。これは、物や事のもつ普遍性に内在する曖昧さなのか、それをつかむ人間の能力の曖昧さなのかは知らないが、このような曖昧さがあるせいで、意見の違いが生じたり、争いをしたり、ごまかしたり、はったりをかましたり、お陰で私のようないいかげんで能力の低い人間でも日常の生活ではそれをあまり目立たせることなく生きていける。ありがたいことである。 だから、あえて物事をはっきりさせたくはないし、させると余計つらくなる事もあるような気がするのであるが、怖いもの見たさということもあるし、遠慮のない世間の常識を知りたいという気持ちもあると思うわけで、ここはひとつお遊びとしてやってみていただきたい。 ↓ 世間の常識 ー 集計結果(毛が何本以下を禿げとする人数の割合) 0% 50% 100% -------------|-----------------------------|--------------------------------|
0 ![]() 50000〜52500 7 52500〜55000 2 55000〜57500 1 57500〜60000 ![]() ![]() 60000〜62500 6 62500〜65000 5 65000〜67500 5 67500〜70000 6 70000〜72500 3 72500〜75000 2 75000〜77500 1 77500〜80000 10 80000〜82500 13 82500〜85000 ![]() 85000〜87500 ![]() ![]() ![]() ![]() 87500〜90000 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 90000〜92500 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 92500〜95000 ![]() 95000〜97500 13 97500〜100000 4 -------------|-----------------------------|--------------------------------| 毛の本数(本) 開始日:2005年05月16日 〜 2025年04月04日 までの参加者人数 = 464(人) (ご協力ありがとうございました) (2005. 5.16)
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