> 『数学的思考(?)エッセイ』 の試み

90. ちょっとだけ異っていた方が嬉しい
 今日学校でテストがあったんだ。すべて○か×で答える問題で、全部で100問あったんだ。一応100問すべてに回答したんだけど、あまり自信はないなー。
 それでさ。テストの後で、友達のA君と答え合わせをしてみたんだ。そしたら、A君もすべて回答していたんだけど、A君と僕と全く同じ回答をしたのは、100問中で70問もあったんだ。A君はトップクラスなんだけど、でもA君の答えが全部正解だとは言えないからねー。

 ところがさ、A君は放課後、先生のところに行って、今日のテストの点数を教えてもらったんだって。そしたら、A君は80点だったのでまあまあだったよ、と言っていたんだ。

 それでね、このことから僕のテストの点数を予想してみたんだ。
 もし、A君が100点だったなら僕のは70点だよね。もし、A君が0点だったなら僕のは30点だよね。実際はA君は80点だったんだけど、そうすると僕のは、ひょっとすると90点ということもあるんだ。最悪なら50点だけどね。

 世の中のことは、本当かどうかは誰にもわかりません。偉い人の言うことがすべて正しいとは限りません。
 ただ、凡人あるいはそれ以下である私の考えより、偉い人の考えたことの方が信頼できます。だから、私の考えたことが偉い人の考えたことと同じであれば喜びます。
 ですが、偉い人の言うことが100%正しいということは、おそらくないでしょう。ですから、偉い人の考えたことと全く同じではなく、ちょっとだけ異っていた方が、私は嬉しかったりするのです。

(2006. 3.18)

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